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40次より1年間の総括

  • Writer: nicchukeiomed
    nicchukeiomed
  • Oct 13, 2025
  • 5 min read


皆さん、ブログの方を覗きに来て頂きありがとうございます!

遂に、最後の投稿となりました…!


本記事は、私、日中医学生交流協会の第40次派遣団 団長の宮田諒よりお送りさせて頂きます。

自分たちの1年間について振り返って書いたものなので、長い内容になってしまうかもしれません💦

お付き合い頂けたらとても嬉しいです!



「きっかけ」

思い返せば、去年の今頃、自分は医学部の4年生でした。

当時、将来の自分の未来・日本の未来についてふと考えた時があり、その際に「ずっと日本に居る自分/まだ何も成していない自分」であることを不安に思った事を覚えております。

そうした時に自分の先輩方のこの団体での活動を見た事が契機となり、気付けばこの団体に興味を持っていました。


それ以前の私は、中国という国、アジア諸国に対する興味は全く無く、部活動を中心に生きていた単なる学生でした。

しかし、自分が医師として社会に飛び込むことを意識した際に、前述の通り不安が湧き、卒業する前に「日本」という国、そして自分自身の真価について知りたい、その答えは「外」の世界を経験することで、見えてくるのではないか、自分の将来向かう方向性も定まるのではないか。

ーそう希望を見出し、海外に渡航する団体の一つである日中医学生交流協会に入団しました。



「得たもの」

実際の活動の中では、まず最初に、「何のために、何をするか」という目的を決め、

それに向かって、一からスケジュール・渡航先を検討、資金調達、広報活動などを動き出しました。資金調達や、現地での受け入れ先を探す中でたくさんの苦労はありましたが、我々の活動を応援して下さる、温かいご支援ご声援によって、「渡航計画」は少しずつですが形になって行き、8月にはそれが漸く完成を迎え、実際に海を渡ることが出来ました。


そして、渡航準備期間・実際の渡航期間・帰国後の報告会、それら全てを含めたこの1年間の活動に対する結論として、

私は「危機感」を学び、同時に「人の温かさに触れる」という非常に貴重な経験をさせて頂けたと感じております。それぞれについて下に記載致します。



「危機感」

現地の医療施設を視察し、アジア諸国における潤沢な資金投入や人口の力が持つ勢い、その発展性を垣間見て、日本はどう進むべきか、自分がどう貢献できるのかを帰国後に思索する契機となりました。

保険診療の限界、他国で見受けられるVIP病棟などの医療格差ー 様々なものを見て、「腑に落ちる医療制度は何なのか・日本でのあるべき医療の姿」について考えさせられる異国の実情を見聞き出来ました。

渡航後から今までも考え続けてはおりますが、私自身にはどれだけ頭を捻っても納得のいく具体的な結果は何も導き出せませんでした。今の日本は素晴らしい部分がありつつも、改善したいと思う部分もあり、ただその打開策は思い付かず、というサイクルを延々とループしておりました。

民族性、歴史的背景、経済的な問題、、、色々な因子があり、どこをどの塩梅で優先していくべきなのかを見定めることの難しさを実感しました。


しかしながら、確かに言えることは、

将来、自分が医師として目の前の医療に真剣に取り組みつつも、何か効率を良くするシステムや、誰も考えなかった視点を常に念頭に置いて過ごす事は、絶対に大切だということでした。

そのように考えながら日々進んでいくことの重要性をこの旅で学びとして得ることが出来ました。



「人の温かさ」

現地でお会いした医師・医学生の方々は、海を渡って来ただけの一学生である我々へとても親身にご案内下さいました。

現地の方々にも、日々患者が待っております。その中で、自分たちの時間を使い、我々とメールやzoomでやり取りして日程調整をして下さり、

実際の渡航中は付きっきりで現地の医療を説明・紹介して、ご飯も共にして頂けることもありました。

近年、ナショナリズムが台頭し風当たりも(もしかしたら)強い中で、こんなにも「異国」から来た我々に親切にして下さったことは心に深く残り、ただひたすらの感謝を抱きました。


そして現地の方々もそうですが、同時に、この団体を支援して下さったOBOGの先生方、慶應の教職員の皆様、企業の皆様からも沢山の手厚いサポートを頂きました。

このような貴重な体験を学生の内にさせて頂き、様々な感情・学びが芽生える機会を得られたのは、こうした先生方、関係者の皆様のご支援のお陰に他なりません。


改めて、数々の方々に支えられているというのが身に沁みて分かる1年間の活動でした。



「結語」

そして、渡航活動や渡航後の報告会を終えた我々に残る最後の使命は、このような貴重な経験をさせて頂ける、自由闊達な団体を次年度へ引き継ぐ事だと考えております。


このような活動をする医学部の学生団体があることはとても幸運で、それを創り上げて下さった先輩方の伝統、このような活動を、次の世代・その次の世代でも引き継がれて行って欲しいと思います。

そのために、これから私たちの代の活動の仕上げとして引き継ぎ作業の方に全力を注いで参ります。

来年度、また医学部5年生が海を渡り、そこで様々な情念を抱くと思いますが、その際にはまた是非興味を持って活動を覗いて頂けましたらとても幸いでございます。

日中医学生交流協会のHPに、我々の渡航の報告書も上がっており、そちらではより詳しい活動内容、各団員が学んだ事などがまとまっております。

お手隙の際に見て頂けたら嬉しいです。


改めまして、ここまでお付き合い・ご愛読賜り誠にありがとうございました。

40次派遣団のブログはこちらで以上となります🤲



日中医学生交流協会 第40次派遣団

団長 宮田 諒

 
 
 

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