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OUR STORY
Connecting China and Japan
OUR MISSION
日中医学生交流協会は、1985年に慶應義塾大学医学部の学生有志により設立されました。東洋医学、ならびに西洋医学の正しい理解と実践のためには、西洋医学的な概念の正しい理解はもちろん、更に伝統的な東洋医学の体系を学び、東洋医学に通底する知識・技術を吸収することが不可欠と考えます。現在われわれ日中医学生交流協会は、その活動を通じて日本の伝統医学である漢方、中国伝統医学、さらには広く東洋医学全般、また西洋医学の理解を深め、東洋医学・西洋医学の両方を真に活用できる人材の育成を目指して活動を行っています。
21世紀、「格差」は拡大の一途を辿りました。地域格差、経済格差、そして医療格差。人類が危機に瀕した時、その影響を受けるのはいつも社会的弱者であることは変わりません。このような時こそ、「生命の平等」を基本に据える医学・医療が人々に希望を与えることができる、その力を持っている学問であると考えます。常に患者の話に耳を傾け、「生老病死」に寄り添い、辛さや痛みに共感するその姿は、アジアの国境を越え、中国4000年の歴史すら越えて変わらぬはずです。正に我々は、信濃町を越え、国境を越え、世界の広さを知り、日本との違いを肌で感じる一方で、医術が現代に与える力が場所を超えて普遍であることを確かめに、現代社会において「医学とは何か」を腑に落とすために、旅に向かいます。
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